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体験談







  • ファンタジー・ベースボール(日本野球バージョン)参加者コメント

  • ファンタジー・バスケットボール参加者コメント

  • ファンタジー・フットボール参加者コメント

  • 2001年度ファンタジー・ベースボール(日本野球バージョン)
    総合優勝 横田 博さんインタビュー

  • 2000&20001年度USA Today ファンタジー・ベースボール・ミッドシーズンゲーム 
    総合チャンピョン(土井 隆史さん&小林 至さん)インタビュー

  • 2000年度USA Today ファンタジー・ベースボール・ミッドシーズンゲーム 
    総合優勝 小林 至さんインタビュー

  • 2000年度USA Today ファンタジー・フットボール・プレーオフ・チャレンジ
    総合順位14位入賞 土屋 利光さんインタビュー (「タッチダウン」2001年5月号掲載)

  • ファンタジー・ベースボール(日本野球バージョン)参加者コメント

    中垣 匡さん(東京都)

    「大リーグを始めアメリカのスポーツに熱中していて、日本のプロ野球に対しての興味が薄れていた頃、ファンタジー・スポーツ・ジャパンのファンタジー・ベースボール(日本野球バージョン)が行われることを知りました。始めは、日本でも行われるなら参加しようかなという軽い気持ちで登録しましたが、シーズンが進むにつれ自分のチームの選手が気になって仕方なく、スポーツニュースや新聞のスコアを見ながら一喜一憂していました。幸運にも、自分のチームの成績が良く、それがさらに私の野球に対する興味を推し進めてくれて、日本のプロ野球が再び面白いものとなってきましした。しかも、今度は好きなチームや選手だけを見るのではなく、野球全体を見るようになり、野球の面白さは倍増しました。いくつかの幸運に後押しされて何とチャンピオンになれたことはもちろん、薄れかけていた日本の野球に対する興味を取り戻してくれたファンタジー・ベースボールに感謝しています。」

    河村 庄司さん(東京都)

    「ファンタジー・ベースボールを始めてから、まだ数年ですがかなりこのゲームにはまっています。地元野球チームの監督をしているので、テレビで野球観戦する時に各監督の采配を見て、こうした方が良いのにと思う事が多々あるのに、実際は何もできないことに不満足でした。野球が大好きでずっと野球人生でしたが、もう自分の年で実際にプレーするのも難しい年になってきました。でも、ファンタジー・ベースボールを始めてから、体を使わずとも頭を使ってできる新しい形の野球に出会えました。」

    西田 圭一さん(横浜市)

    「7年前にファンタジー・ベースボールを始めたのですが、今はローカルリーグを友人8人〜12人と一緒に、本物のプロ球団さながらに、年一度ホテルでドラフト会議まで開いています。ここまですると、まるで野球の監督になったような気分です。将来良い選手を確保する為に、現在活躍しているプロ選手以外に、中高生や実業団の選手までにも目が行くようになって、野球全体を見る目が変わりました。同じようにファンタジー・ベースボールにはまっている人たちとの意見交換を重ねていく内、友達の輪も広がり、ネットワークを作る素晴らしい手段までできてしまい喜んでいます。」

    若月 元彦さん(千葉市)

    「ファンタジー・ベースボールに求める楽しさは、数字を追いながら戦略を立て、自分のチームの成績、すなわち自分のレベルを知ることです。このゲームを始めてから、それまで全く興味の無かったパ・リーグにも興味を持つようになり、パーフェクTVまで申し込んで、野球情報の入手に力を注いでいます。どうでもよかったチームやリーグにまで興味を持つようになり、日本のプロ野球も奥が深く、まだまだ捨てたものじゃないなと思うようになりました。」

    ファンタジー・バスケットボール参加者コメント

    1999年度ファンタジーバスケットボール日本人2位 田渕 大貴さん(東京都)

    「ファンタジーバスケットボールを始めてから、主力選手だけではなく、マイナーな選手、ルーキーも見るようになりました。ファンタジーバスケットボールは、情報収集が非常に大事ですが、私は主にネット(NBA.com)を活用しています。このゲームで勝つ秘訣は、開幕時の選手構成です。私は毎年、最低1ヶ月はかけて選手を選びます。怪我が多い選手、フル出場していない選手は除き、スタッツが多い総得点とリバウンドをメインに見て選手を選んでいきます。また、各チームの一週間の試合数にも注意すべきです。3試合と4試合では断然得点数が違ってきます。その為、シーズン中の選手変更には、成績だけではなく所属チームの試合数も注意すべきです。後は、9回の買取りをどこで使うかというのも重要です。私は例年オールスターまでに8人の選手を買取り、残りはシーズン後半戦に誰かが怪我した時のスペアとして取って置くようにします。テイトン、ダンカンと言った年俸の高い選手を買うには勇気がいるのですが、やはり良い選手は少々年俸が高くても良い働きをしてくれます。今年もファンタジーバスケットボールに参加しますが、今まで日本人で一位になった事がないので、今年は是非狙いたいです。また、今年はフォワードにルーキーが沢山いるのですが、皆似ているようでタイプが違うので、それぞれがプロでどのように活躍するのかという事に注目しています。」  」

    1999年度ファンタジーバスケットボール日本人5位 海老原 寿さん(静岡県)

    「マジック・ジョンソンやラリー・バードが現役だった頃ですから、バスケットファン歴は10年以上になります。個人的にはビンス・カーターのファンなのですが、自分のファンタジーチームに必ず登録するという事はありません。勝つ為には、私情を入れずに各カテゴリーで得点できそうな選手を選ぶことが重要なのです。去年初めてファンタジーバスケットボールに参加したのですが、最初は出遅れてしましました。原因は年俸が安くてそこそこできそうな選手ばかり選んでしまったためです。こういった選手はリバウント、スティールなどでは得点を稼ぐのですが、肝心の得点が振るいませんでした。ファンタジーバスケットボールでは得点は"合計得点数"、と"3ポイントゴールド"、または"2ポイントゴールド"の2項目でカウントされるため他の得点項目とは重要性が違います。その為、昨年は途中からルーベン・パターソン、エイドリアン・グリフィンといった年俸は安くても得点をできる選手を投入したら、自分のチームの順位も上がっていきました。今年は是非総合1位を目指したいです。圧倒的な情報量を持つアメリカ人に勝つのは難しいのですが、目標を高く設定して頑張りたいです。」

    1999年度ファンタジーバスケットボール日本人6位 石原 大資さん(熊本県)

    「ファンタジーバスケットボールを始めてからNBAの試合を見る機会が益々増えました。ファンタジーバスケットボールで勝つコツは、やはり開幕時に誰を選ぶかという事だと思います。最初に選ぶ選手を間違えると、シーズン中にどんなに選手変更をしても追い付く事は難しいようです。買取りの数にも制限があって、いつ誰が故障するか分からないので、シーズン早々に使い果たしてしまう訳にもいきません。だから、毎年私は自分のチームの大枠だけを決めて申し込み、プレシーズンマッチ、故障者リストを参考にして締め切り日ギリギリまで選手を変えます。申し込み締切日までは選手変更が回数無制限、無料なので自分が納得が行くまで選手変更をします。一旦シーズンが始まると、どれだけ時間を費やして情報収集・分析をするか、またどれだけお金を掛けて選手変更をするかという事が勝負を決めると思います。私はシーズン中は前日の試合結果の分析に最低毎日1-2時間は費やします。今年は今までリーグでトップになった事が無いので、是非リーグトップを目指したいです。」

    ファンタジー・フットボール参加者コメント

    1999年度ファンタジーフットボール日本人1位 高橋 芳明さん(愛媛県)

    「7年前にCS放送でNFL中継を観て以来、大のフットボールファンです。お気に入りのチームはデトロイトです。但し、2年前にファンタジーフットボールに参加してから、デトロイト以外のチーム・選手も見るようになりました。今では、CS以外にもパーフェクTV、ネット等あらゆる手段を使って、全試合の結果を把握するようにしています。今年ももちろん参加しますが、抱負は去年からファンタジーフットボールに参加するようになった同僚2人に負けない事です。昨年は、日本人では1位になったのですが、やはり世界にはまだ強い人が沢山います。だから、身近にいる同僚との勝負に勝つという事が、まずは第一の目標です。今年は、バルティモアが強そうなので、トニー・バンクス等に注目しています。ファンタジーフットボールで勝つ秘訣は、やはり選手が試合に出場しないと何の得にもならないので、オープンデートに重ならないように正選手の構成を考えることですね。新しい選手を買取りで登録する時も、必ずオープンデートは考慮します。後は、故障者リストをこまめにチェックする事ですね。私は、木曜日にネットで最新の故障者リストを確認してから、選手変更の申し込みをするようにしていました。」

    1999年度ファンタジーフットボール日本人2位 小林 信治さん(東京都)

    「テリー・ブラッドショーが最後にスーパーボウルで優勝してからですから、フットボールファン歴は20年以上になります。3年前からファンタジーフットボールに参加しているのですが、フットボールの見方が全然変わりました。個人的にはダラス、マイアミといった伝統的なチームとか、アトランタに半年住んでいた事もあるので、アトランタを応援しているのですが、ファンタジーフットボールをプレーし始めてから、全試合の結果だけではなく、各選手の成績もチェックするようになりました。情報は、USA Todayなどのネットで主に収集しています。ファンタジーフットボールで勝つ秘訣は、好調な選手ドンドンをつぎ込む事でしょうか。一番最初に参加した年は、シーズンを通してバランス良く選手の買取りを行ったのですが、これが失敗の原因となってしまいました。それからは、シーズン前半に10回の買取りを使い切るぐらいの姿勢で、新しい選手の登録をするようにしました。これが、近年の好成績につながっていると思います。あと、タイトエンド、ワイドレシーバーといった選手は、所属チームのクォーターバック次第で成績が左右されます。ところが、ランニングバックとクォーターバックは、コンスタントに成績を残せます。その為、この2ポジションに主力の選手を置くことも重要でしょう。」 

    1999年度ファンタジーフットボール日本人3位 田中 靖さん(東京都)

    「小学校の時にNFLの文房具が流行っていたのがきっかけで、フットボールファンになりました。ですから、ファン歴は25年です。好きなチームはニューヨークジャイアンツです。ファンタジーフットボールを始めてからフットボールの見方がかなり変わりました。やはりオフェンスの選手をかなり詳しく知るようになりました。一番最初にファンタジーフットボールに参加した時は、ジャイアンツの選手を多数登用して散々な目に合いました。2年目からは心を鬼にして、他チームの選手の事も勉強し、幅広く選手を選ぶようにしたら、成績が上がっていったのです。でも今でも迷った時は、好きな選手を選んでしまいますね。今年ももちろん参加しますが、目指すは日本人1位、アメリカ人と一緒の総合順位100位以内です。圧倒的な情報量を持つアメリカ人に勝つのは難しいのですが、今までの総合順位の最高が151位ですので、今年は目標を高く設定して頑張りたいです。ファンタジーフットボールで勝つコツは3つあると思います。一つ目は情報収集です。例えば、私はシーズン前に、ファンタジーフットボール関連の輸入雑誌を全て買います。もちろんネットも活用しています。二つ目は、シーズン前もシーズン中も故障者リストをまめにチェックして、故障している選手を正選手にしない事です。三つ目は、開幕時のチームの30人に誰を選ぶかという事です。私は、例年7月上旬にはおおまかな選手構成を決め、それから開幕まで1ヶ月かけて練りに練ります。最終的に決まるまで、最低30回は変えます。毎年、この時期はファンタジーフットボール漬けになってしまうので、家族から文句が出るぐらいです。」

    1999年度ファンタジーフットボール日本人4位 西村 晶博さん(京都府)

    「ファンタジーフットボールは、3年前に雑誌で見て始めました。フットボールは小学校の時にテレビで観て以来、ずーっとファンです。応援しているチームはピッツバーグとニューイングランドで、自分のファンタジーチームの選手を選ぶ時も、どうしてもコアの選手にはこの2チームから選ぶ事が多くなってしまいます。自分のお気に入りのチームの選手がファンタジーチームにいると、応援する時の熱の入り方が違いますね。ファンタジーフットボールで勝つコツは、やはり開幕時に誰を選ぶかという事だと思います。自分の経験から言って、開幕第一週から第三週の間で勝負が決まってしまうような気がします。だから、毎年開幕前は一ヵ月ぐらいじっくりと時間をかけて、故障者リストを参考にして慎重に選手を選びます。」

    1999年度ファンタジーフットボール日本人5位 佐藤 邦博さん(埼玉県)

    「ファンタジーフットボールを始めてから、今まで知らなかったような選手名まで覚えるようになりました。自分はセント・ルイスのファンなのですが、このゲームで勝つためには、無名な選手まで把握しなければいけません。情報収集には、主にネットと輸入雑誌を活用しています。ファンタジーフットボールで勝つコツは、シーズン中盤に向けての勝負所を見極める事でしょうか。つまり、補欠選手と正選手の変更のスイッチはシーズンを通して何回も行えますが、自分のチーム外から新たに選手を登録する買取りは、シーズン10回までと制限があります。その為、買取りを長いシーズンのどこで行うかという点は非常に重要です。去年は、買取りを早く使い切ってしまったという事が悔やまれます。もう一つのコツは、そのシーズンでポイントとなる選手を、早く正選手として自分のチームに登録する事です。去年は、私にとってはカート・ワーナーとステファン・デイビスがポイントとなる選手でした。この2選手は、シーズン途中から正選手として登録したのですが、もう少し早く正選手にしていれば、チームの順位も上がっていたのではないかと思います。今までファンタジーフットボールでリーグ2位に2回なっているので、今年は是非1位を狙いたいです。ちなみに、今シーズン期待する選手は、マーカス・ロビンソンとジェイ・クリードです。」

    2001年度ファンタジー・ベースボール
    総合順位第一位 横田 博さんインタビュー

    2001年ファンタジー・ベースボール(日本野球版)の優勝者は、東京都の横田博さんであった。4年前からファンタジー・ベースボールに参加している横田さんは、ファンタジー・ベースボール・フルシーズンゲームでの優勝は、今回で2回目。また、ミッドシーズンゲーム(オールスター後開始)でも過去に1回優勝している、いわば日本のファンタジー・ベースボールの第一人者なのである。そんな横田さんに、ファンタジー・ベースボールで勝つ秘訣などについてお話を伺った。

    Q.過去に何回か優勝していらっしゃいますが、昨シーズン開幕前には再度勝つ自信がありましたか?

    A.ファンタジー・ベースボールは運が重要なので、いくら前に優勝したことがあったからと言って、また優勝できるという自信は無かったですね。運が良ければ順位が上がるし、逆にいきなり沈むこともあってそういう時はやる気を無くしてしまいます。幸い昨シーズンは、バランスの良いチームを作ることができて、極端な失敗はありませんでした。殆ど一位だったのですが、シーズン終盤に二位に転落してしまったので、最後の週に選手変更でどんどんお金を使って、絶対にポイントを上げそうな選手を投入した結果、優勝できました。

    Q.昨シーズン、ご自分のチームに登録した選手で、期待以上の活躍をした選手はいましたか?

    A.ローズ、カブレラといった外国人選手の活躍は予想外でした。近鉄の中村も、あそこまで打率でポイントを稼げるとは思っていませんでした。新人は、毎シーズン開幕前に騒がれるのですが、昨シーズンはプロ入り当時の上原や松坂のような活躍をした選手はいませんでした。

    Q.ファンタジー・ベースボールで勝つコツは難でしょうか?

    A.ひいきのチームを冷静に見るということですね。私は中日ファンなので、昨シーズンは特にボロ負けすることが多かったのですが、そういった時も余り感情的にならずに、自分のファンタジーチームをマネジメントするようにしました。あとはプロ野球全体の傾向も考慮すると良いと思います。今の日本の球界は、パリーグの方がバッティング面でより優れた成績が出ます。例えば首位打者1つを取っても、セリーグよりもパリーグのほうが成績面で上です。そのため、打者はパリーグを中心に選び、ピッチャーはセリーグを中心に選ぶとバランスの取れた良いチームが出来ると思います。また、リリーフ投手は、ファンタジー年俸のわりに成績が芳しくないので、年俸が安い選手を選ぶようにするなど、一工夫するようにしています。

    Q.ファンタジー・ベースボールでは選手の選択が非常に重要です。選手を選ぶ際のコツは何でしょう?

    A.毎年、ホームランを打つ選手は外せません。その為、松井秀喜は必ず登録しています。松井のファンタジー年俸は高いのですが、外すとホームランでのポイントが極端に下がってしまいます。だから、少々ファンタジー年俸が高くても、コンスタントに成績を出す選手を選ぶようにしています。他には、走塁で必要な松井稼頭央、今シーズンからメジャーに移籍してしまいますが、石井一久も三振を稼げるので定番の選手ですね。

    Q.ファンタジー・ベースボールを始めてから、野球の見方は変わりましたか?

    A.このゲームに参加するようになってから、やはり自分のひいきのチーム以外にも、パリーグを含めプロ野球全体を見るようになりました。

    Q.シーズン開幕前の選手の選択には、毎回どれぐらい時間をかけますか?

    A.ゲームの案内がFSJから送られてくると、まず大体の選手を選びます。これが毎年楽しみなのです。その後は、オープン戦の結果を見ながら、週末の夜にウィスキーを片手に、選手の入れ替えをします。オープン戦の結果で、かなり選手構成を変えますね。この時は余り主観的にならないように、普段は読まない野球専門雑誌等を買って、第三者の視点を参考にするようにします。


    2000&20001年度USA Today ファンタジー・ベースボール・ミッドシーズンゲーム 
    総合チャンピョン(土井 隆史さん&小林 至さん)インタビュー



    2000年USA Todayファンタジー・ベースボール・ミッドシーズンゲームの優勝者、小林至さんに続き、2001年も見事優勝に輝いたのは、スポーツニッポン勤務の土井隆史さんであった。圧倒的な情報量と長年の経験を持つアメリカ人プレーヤーとのバトルに勝ち、二年連続日本人が優勝という快挙は驚異的な出来事だ。土井さんと小林さんの二人の大リーグファンタジーエキスパートに、ファンタジー・ベースボールで勝つ秘訣、今シーズン注目の選手、大リーグの展望などについてお話を伺った。

    Q.CDM主催のミッドシーズン・ファンタジー・ベースボールでの優勝おめでとうございます。二年前の優勝者、小林至さんに続いて日本人が二年連続で同ゲームを制したことになりますが、一番の要因は何だったのでしょうか?

    土井さん(以下敬称略)他の参加者が持っていない選手を持っていた、ということが一番の鍵でした。例えば、トロット・ニクソン、リッチー・セクソン、マーク・マルダー等の選手は、他の参加者は誰も持っていませんでした。ミッドシーズンゲームの最後の一ヶ月間は、総合順位上位15チームの登録選手を常にチェックし、エクセルファイルにまとめて研究していたぐらいです。そして、他チームが登録していない選手を登録するように心がけていました。

    Q.ファンタジー・ベースボールでは、毎日の試合の結果、故障者情報、天候、組み合わせ等、ありとあらゆるデータを収集して、分析することが重要ですが、どのように情報を収集しましたか?

    土井USA Today、ESPNのウェブサイト、各球団のホーム地のローカル新聞のウェブサイトで情報を集めていました。また、新聞社に勤めているので、私は非常に恵まれていたと思います。選手変更の締め切りが、毎週月曜日の日本時間のお昼だったのですが、その時はいつも外信部に電話をして、もれていた故障者情報などが無いか?ということを確認していました。普通のサラリーマンには、ちょっと厳しいかもしれませんね。また、週二回はピッチャーのチェックをしていました。私はペドロ、ジョンソン、シリングといった定番ピッチャーの他に、デレク・ローを持っていました。ローはスロースターターで毎年4月、5月駄目だったのですが、5月に2回抑えました。一か八かでミッドシーズンゲームに登録した所、良い働きをしてくれて、自分のファンタジーチームのセーブに大いに貢献してくれました。

    小林さん(以下敬称略)昨シーズン、私はボンズを持っていなかったというのが、敗因の一つでした。また、故障者情報を見逃してしまい、故障した選手をずっと自分のチームに登録しっぱなしにしてしまったということも、痛かったです。

    土井悔しかったのは、ケビン・ブラウンを登録したら、翌日怪我してしまったということです。そんな時に肝に念じておかなければいけない教訓は、いかに選手を買う時に我慢するかということです。

    Q.今年になってから大リーグへの移籍が急遽決定した元ヤクルトの石井ですが、大リーグでは活躍できるでしょうか?

    土井ファンタジーベースボールの年俸が750万ドル(=リスト未記載選手の年俸)だったら、絶対に獲得します。あのスライダーはメジャーでも通用するでしょう。

    Q.メッツへ移籍した、元ロッテの小宮山はどうでしょう?

    土井小宮山のファンタジー年俸が750万ドルだったら、高すぎだと思います。750万ドルという年俸は、石井クラスの選手ならお買得ですが・・・

    小林バッターの場合は“サプライズプレーヤー”、つまりファンタジー年俸が低いのに期待以上の活躍をするということはありえますが、ピッチャーは余りないですね。小宮山は多分良くて10勝8敗、防御率4.5という成績を残すと思いますが、これでファンタジー年俸750万ドルでは余り価値が無いですね。

    Q.さて、今シーズンも大リーグは面白い一年になりそうですが、ずばり、ファンタジー・ベースボールで注目の選手は誰ですか?

    土井まずは、ヤンキースのランドール・ホワイトですね。彼はファンタジー年俸が780万ドルと安く、4番を打ちそうな気がします。後は、ファンタジー年俸が1,000万ドルまで下がった、ガルシア・パーラーですね。フロリダのジャック・スミスも注目しています。フロリダには良い選手、特に投手はファンタジー向きな選手が多数います。クリフ・ロイドも期待しています。

    小林メッツのモー・ボーンは、試合に出場するのであれば、ファンタジーチームに獲得する価値があると思います。シアトルのライアン・アンダースは毎年シーズン前は活躍すると言われ、結局結果が出せないで終わっています。今年こそは本領を発揮してもらいたいものです。フロリダの2年前のドラフト1位指名だったジョッシュ・ベケットは取るつもりです。コロラドの二塁手のオルティスも期待できます。アーサー・ローズは、素晴らしい投手だと思います。個人的には、セットアップとしては佐々木よりも優れていると思います。今シーズン年俸が安くて活躍する投手はいないような気がします。ヒューストンのロイ・オズワルドは、前半はパッとしませんでしたが、昨シーズンの後半戦勝ち星を挙げました。今年も期待できます。

    土井セットアップは基本的には取らないのですが、アーサー・ローズは別です。リリーフ投手は補欠選手には通常一人しか登録しません。

    Q.選手を選ぶ時のコツは?

    小林私は好きな選手を選びますね。個人的には、キャッチャーを誰にするかが、1つの重要なカギであると思います。ファンタジー年俸の安いキャッチャーを取るか、それとも高いキャッチャーを取るかということを、毎年悩みます。ファンタジー・ベースボールの基本は、アメリカンリーグとロッキーズを中心に打者を選び、ナショナルリーグからピッチャーを選ぶということです。こうすれば、バランスの取れたチームができるでしょう。

    土井私は安い選手、つまりファンタジー年俸リストの下の方から、良さそうな選手を探します。基本的にアメリカンリーグはDHなので、ピッチャーは取りません。唯一の例外は、ペドロ・マルチネスです。

    Q.逆に今シーズン、期待できない選手は誰でしょうか?

    小林ロッキーズへ移籍したパクは、駄目だと思いますね。ロッキーズのホームパークのクアーズ・フィールドは“Batters’ Ballpark”、つまり打者の天国です。アンダースローや左投手ならまだ使いものになると言われていますが、マイク・ハンプトンでさえ通用しませんでした。コロラドの投手は全員対象外です。アストロズのエンロンパークも同様に、ピッチャーにとっては危ない球場です。ブレッド・ブーンは、アメリカのメジャー通は皆、今シーズンは活躍しないと言っています。また、彼のファンタジー年俸も高くなり過ぎてしまいました。ヤンキースのアンディ・ペティートは、ご存知の通りポストシーズンゲームは強いのですが、シーズン中は全体的にパッとしません。だからこの選手もファンタジーには向いていません。スコット・ローレンはファンタジー年俸は高いですが、コロラドと契約したら、取った方が良い選手です。ホワンゴンは、メッツに行ったら、今年よりも成績は落ちると思います。


    2000年度USA Today ファンタジー・ベースボール・ミッドシーズンゲーム
    総合順位第一位 小林 至さんインタビュー

    最近日本からの参加者も徐々に増えているファンタジー・ベースボールだが、圧倒的な情報量と長年の経験を持つアメリカ人プレーヤーとの対戦では毎年苦戦を強いられており、総合順位200位台というのが、今までの日本人プレーヤーの最高記録であった。ところが、昨年度のUSA Todayファンタジー・ベースボール・ミッドシーズンゲーム*において、何とスポーツジャーナリストの小林至さんが、堂々の総合優勝に輝いた。これは、メジャーで佐々木がアメリカンリーグの新人王に選ばれたのと同じぐらいの偉業であると言っても過言ではない。そんな小林さんに、ファンタジー・ベースボールで勝つ為の秘訣などについて、FSJがインタビューした。

    Q. ファンタジー・ベースボールに初めて参加したのはいつでしたか?

    A. インターネットを始めたのと同時でしたから、約4年前でした。元々、内輪で独自のファンタジー・ベースボールをしていたので、ある程度の知識はありましたが、やはり最初の年はやられました。


    Q. ファンタジー・ベースボールを始めてから、メジャーの見方に何か変化はありましたか?

    A. 試合を毎日テレビで観るようになりました。但し、アメリカに住んでいた時はそれも可能だったのですが、日本に帰って来た今は難しいですね。また、シーズン前からメジャーに注目するようになったという点もあります。2月はスプリングトレーニングを参考にそのシーズンに活躍しそうな選手を発掘し、3月は"Prospective Players(期待の選手)"を分析し、自分のチームの登録選手を決める、という様にファンタジー・ベースボールをプレーすると、シーズン前からメジャー観戦が大いに盛り上がります。


    Q. 今回USA Todayファンタジー・ベースボール・ミッドシーズンゲームで、総合順位1位という非常に素晴らしい成績を収める事ができた一番の要因は何でしょうか?

    A. ファンタジー・ベースボール参加4年目という事で、ゲームを完全に把握したという点が一番の理由でしょう。また、これはファンタジー・ベースボールの基本なのですが、選手を選ぶ時に盗塁とセーブを重視したという事もあります。後で述べる様に6人の先発投手にお金をかけるので、18人のバッターと4人のリリーフ投手には、年俸が安くて、しかもバッターの場合は盗塁ができる選手、そしてリリーフ投手にはもちろんセーブを稼げる選手を選ばなければいけません。各チームの順位は、バッティングとピッチングの各5項目に基づきますが、バッティングの盗塁以外の4項目は連動するので、得点を稼ぐのはそんなに難しくありません。でも、盗塁に関しては元々回数が少ないので、盗塁一つでチームの順位が上下する程インパクトのある項目なのです。


    Q. 昨年ご自身のチームに最も貢献した選手を教えて下さい。

    A. 前述した通り、ファンタジー・ベースボールでは盗塁とセーブが非常に重要です。そういった面で打者では、盗塁王になったルイス・カスティーヨです。彼が一試合に5回盗塁した事があったのですが、その時は本当に嬉しかったです。リリーフ投手に関しては、昨年の目玉は何と言っても佐々木ですね。私が優勝出来たのは、ズバリ佐々木のお陰と言っても過言ではないでしょう。2試合連続で打たれた時でも彼の実力を信じて、自分のチームに残しておきました。佐々木は、日本球界であれだけの実績を残しているのにも関わらず、メジャーでは新人だった為年俸が安かったというのも大助かりでした。後は、ミルウォーキーのカート・レスカーニックも予想以上の働きをしてくれました。


    Q. ファンタジー・ベースボール初心者の為に、勝つ秘訣を教えて下さい。

    A. 米球界では打高投低の傾向が非常に強いので、先発投手にはペドロ・マルティネス、ランディ・ジョンソンといった、年俸の高い一流投手を選ぶ事をお勧めします。その反面、リリーフ投手には年俸の安くても、活躍しそうな選手の発掘が必要になります。理想としては、4人のリリーフ投手を計200万ドル以下の年俸で獲得できれば良いですね。また、定期的に他のファンタジー・チームが登録している選手リストが公開されるのですが、どうしても下位にいると、上位チームの登録選手リストを見て、自分のチームに無い選手を登録しがちです。しかし、これではタイムラグがあるので、どうしたって上位チームには追いつけません。負けている時は上位チームを気にしてしまうのですが、できれば他チームが登録していない選手を発掘するという事も重要でしょう。昨年のミッドシーズンゲームでは、私のチームは期間中殆ど上位にいたので、余裕を持って無名選手の発掘ができました。例えば、ミッドシーズンゲーム開始時は球が速いだけという事で、カート・レスカーニックの評価は低かったのですが、私はあえてリスクを取り彼を自分のチームに登録しました。すると、シーズン後半だけで7勝6セーブという素晴らしい成績を残しました。私が自分のチームにレスカーニックを加えたのを見て、他チームも彼を登録したのですが、その時はもう遅かったですね。


    Q. 今年はどの選手に注目していますか?

    A. まだ分析中ですが、気になっている投手の一人として、シアトルのライアン・アンダーソンがいます。彼は、まだ荒削りで四球が多いという短所がありますが、今シーズンは期待できます。ケリー・ウッドは怪我で年俸が下がっているので、ファンタジー・チームにはお勧めの選手です。昨年大活躍の佐々木は、今年は年俸が高くなりすぎて、登録するのは難しいでしょう。打者ではJ.D.ドリューに注目しています。デビュー以来成績が振るわなかったのですが、3拍子揃った素質ある選手で、昨年のダーリン・アースタッドの様な活躍をする可能性もあります。イチローは年俸も安く、たとえ打てなくても走れるので、絶対に買いです。アメリカのピッチャーはクイックが苦手ですが、反面日本のバッテリーは盗塁に厳しいので、そういったプレーに慣れたイチローは、絶対にメジャーでも走りまくるでしょう。同じくメジャーに移籍する新庄は、盗塁は稼げるかもしれませんが、試合に出る回数は少ないと思うので、ファンタジーにはお勧めできません。


    *USA Todayファンタジー・ベースボールには、MLB開幕と同時に開始するレギュラーシーズンゲームと、オールスター後に開始するミッドシーズンゲームの二種類がある。

    小林至氏は東京大学を卒業後、ロッテに入団、その後コロンビア大学でMBAを取得し、フロリダのケーブルテレビ局「ザ・ゴルフ・チャンネル」勤務という経歴を持つ。現在Asahi.com等に連載を持つスポーツジャーナリストとして活躍中。近著に『僕はアメリカに幻滅した』(太陽企画出版)がある。

    2000年度USA Today ファンタジー・フットボール・プレーオフ・チャレンジ
    総合順位第14位 土屋 利光さんインタビュー
    (「タッチダウン」2001年5月号掲載)



    波乱続きだった今シーズンのNFLも、1月28日のスーパーボウルをもって幕を閉じた。同時に終了したファンタジー・フットボール・プレーオフ・チャレンジでは、実戦さながら、いや、実戦以上の激しい戦いが繰り広がれた。今回のファンタジー・フットボール・プレーオフ・チャレンジには世界中から約4,000人が参加したが、何と日本から参加した土屋利光さん(もちろんタッチダウン読者である)が総合順位14位入賞という素晴らしい成績を収めた。これは、FSJが日本でファンタジー・フットボールの運営を開始してから、日本人プレーヤーとしては最高順位で、本当に凄いことなのである。情報が鍵を握ると言われるファンタジー・フットボールではあるが、皆さんご存知のように本場アメリカと比べると、日本ではNFLそのものの情報が極端に少ない。そんなハンディを克服し、しかもファンタジー・フットボールを始めてからまだ2年目なのに、日本人ファンタジー・プレーヤーの頂点に立ってしまった土屋さんに、同ゲームをプレーする際のコツなどを聞いてみた。

    Q. フットボールファン歴は何年ですか?また、応援しているチームはありますか?

    A. 日本のフットボールは、高校の時も甲子園ボウルをテレビで見ていましたが、アメリカのフットボールは、大学に入った1974年にカレッジフットボールをテレビで見てから興味を持つようになりました。関西学院のプロフェッサー武田さんの解説が、初心者にもわかり易く、サザンキャルというフレーズが今でも頭の中に残っています。当時はテレビで見ていた事もありカレッジはUSC、NFLはスーパーを連覇したPITを応援していました。(「12+88=6」の意味がわかる人は、この時からのNFLファンでしょう)2年前にファンタジー・フットボールを始める前は、思い出したように雑誌を買うか、ボウルゲームを見るぐらいで、応援するチームは特にありませんでした。今は、久しぶりにNFLをよく見るようになった時に印象が強いセント・ルイス(ロスアンゼルスのままがよかった?) を応援しています。


    Q. ファンタジー・フットボールを始めてから、フットボールの見方に何か変化はありましたか?

    A. 自分のチームのプレーヤーが数字を残せるか、という観点でよく調査をするようになりました。個人の記録だけでなく、チーム記録、怪我の情報等々、情報を集めてプレーヤー選択を考えるようになりました。やればやるほど奥が深い。


    Q. 今回プレーオフゲームで、総合順位14位という好成績を収める事ができた一番の要因は何でしょうか?また、ご自身のチームに貢献した選手は誰ですか?その選手の活躍はプレーオフ開始前には予想していましたか?

    A. タッチダウンに載っていたFSJのスティーブンスさんの意見を参考に、スーパーボウルに残るチームを予想してプレーヤー選択し、これが運良く当たった事でしょう。また、今回はズルをして2チーム登録し、ワイルドカード終了時に軸としていたセントイスが負けたので、NFCの代表チームをNYGと想定したチームとMINを想定したチームに組直した事が結果的に当たりました。貢献してくれたプレーヤーは、スーパーボウルでは負けてしまいましたが、NYGのケリーコリンズとアイク・ヒリヤードです。今回の成績は、この二人が予想外(ファンの方お許し下さい)の活躍をしてくれたおかげだと思います。


    Q. ファンタジー・フットボール初心者の人に、一言勝つ秘訣を教えて下さい。

    A. 私自身がまだ初心者ですので、2シーズンで得た私の教訓という事でお話します。
    (1)オープンデートのチェック
    同じポジションでオープンデートの重ならないようにプレーヤーを選ぶ事。また、オープンデートのプレーヤー交代は忘れずに。

    (2)情報収集とチェック(怪我、成績)
    インターネットで怪我やチーム記録等の最新情報をしっかりチェックする事。

    (3)キープレーヤーの発見
    開幕前はあまり評価されていなかったが、開幕後思わぬ活躍をしたプレーヤーを早く登録できるか、がポイントになると思います。1年間コンスタントに活躍する事がほぼ確実な時点では遅い気がします。ゲーム開始から2〜3週でうまく見直しができれば、かなりよい成績になると思います。運のみのプレーオフの成績だけではなく、是非レギュラーシーズンでもいい成績を残せるようにしたいと思います。


    Q. 最後にフットボールに関して"熱い"一言をお聞かせ下さい。

    A. フットボールに興味を持つようになったシーズンのローズボウルが大変印象に残っています。最終Qの残り時間も少なくなった時に、USCがTDをあげてオハイオ州立大に1点差に詰めより、一挙に逆転のツーポイントコンバージョンに挑戦。ギリギリの所でパスを成功させて見事な逆転勝。(最後に相手のFGトライで少し心配はしましたが・・・)エースRB(ADことアンソニー・デイビス)を試合途中で怪我で失いながら、USCは冷静なQBパット・ヘイドンを中心に見事なTDドライブを完成。スポーツはまさに筋書きのないドラマといわれますが、USCファンには特にすばらしいエンディングのドラマでした。これからも、心に残るプレーが数多く見られればと思います。

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