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ファンタジー・スポーツの歴史
アメリカで1970年代後半に、数人の野球ファンが始めたファンタジーベースボールは、瞬く間に全米中に広がりました。現在では全米で約年間300万人がMLB、NBA及びNHLを含む約10種類のスポーツを題材にした各種ファンタジーゲームに参加しています。また、ファンタジー・スポーツの浸透に伴い、同ゲームに欠かせないスポーツ情報、データビジネス等、スポーツ全体の振興につながったという事も幅広く認識されています。ファンタジー・スポーツが無かったら、今日のアメリカにおけるスポーツビジネスはこれほど発展しなかったと言っても過言ではないでしょう。
以下、アメリカにおけるファンタジー・スポーツの発展の経緯を簡単に説明します。
マンハッタンのレストラン“Rotisserie”にて、ダニエル・オクレントが友人の5人のフィラデルフィア・フィリーズファンに、ファンタジースポーツの原型であるロティスリーベースボールのコンセプトを説明しました。その後、マンハッタンのバー“P.J. Moriarity’s”にロティスリーベースボールの賛同者が集まり、正式に同ゲームがスタートした。
ロティスリーベースボール参加者の多くは、出版業界、スポーツ業界で名が知れている人物でした。その為、同ゲームの噂は瞬く間に広まり、多くのマスコミで紹介されるようになりました。ロティスリーベースボールへの注目度が高まると同時に、同ゲームをプレーする上で欠かせないデータビジネスが確立され、Stats Inc、Sports Ticker、TQ Stats等の大小のデータ会社が次々に設立されました。
1980年代後半〜1990年代前半
大手スポーツメディアが、次々に独自のファンタジースポーツを主催するようになりました。ファンタジースポーツの普及に並行して、スポーツにおけるデータの重要性が認知されるようになり、結果、大手スポーツメディアによるデータ会社の買収が続きました。インターネットの普及が進み、ファンタジースポーツも従来の紙だけではなく、オンライン上でも提供されるようになりました。
現在
新聞のスポーツ欄、スポーツ誌、スポーツポータルサイトには、必ずファンタジースポーツのセクションが設けられ、同ゲームに関するありとあらゆる情報が提供されています。毎年、MBL、NFL、NBAのシーズン開幕前には、複数の出版社、新聞社からファンタジースポーツの特別号が発売されます。また、今日データはアメリカのスポーツビジネスの一部として考えられ、より良いデータ、より詳細なデータの提供に各スポーツメディアは注力しています。スポーツのテレビ中継に、解説者と同じようにデータ専門家が同席する事も今では普通の光景となりました。
当初野球のロティスリーゲームから始まったファンタジースポーツも、現在は高レベルゲーム、ポイントスタイルゲーム等の複数のタイプ、及びNBA、NFL、NHL等の複数のスポーツを題材としたゲームが運営されています。
この様に、ファンタジースポーツの普及に伴って、スポーツメディアの発展、データビジネスの創出等、アメリカのスポーツ全体が発展したという経緯があります。アメリカでは「ファンタジースポーツは野球が始まって以来の最高の発明である」という言い回しがあるくらい、ファンタジースポーツがスポーツ全体に与えた影響は多大であると考えられています。
ファンタジー・スポーツ・ジャパンは、ファンタジースポーツの運営だけではなく、将来はデータビジネス、ファンタジースポーツ関連の情報の提供等も通じて、日本のスポーツ界をより盛り上げて行く事をミッションとしています。
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